寿司くいねぇ(小樽で)

事の始まりは前期の終わりのテスト週間でした。
自分は獣医3年ですが、相棒は獣医2年です。

獣医2年には

「解剖」

という授業がありまして、このテストがまた難しい。
解剖のテストは筆記と実地からなります。


実地というのは動物のお医者さんでもおなじみの
顕微鏡がずらっと並んでいて
そこを学生が1分ごとにぐるぐる回っていき、
何の標本かを答えるものです。
(自分の大学の場合はスライドや実物の骨などですが)

ということで、この試験に一発で通れば
望みを何でも聞いてあげる(常識の範囲内で)あげると確約したわけです。


そして、見事に相棒は試験に一発で通り
「回らない寿司が食べたい」
がと言った訳ですよ、相棒が。


今更、
「はい、ちゃんと願いは耳で聞きましたよ〜。」
っていう、冗談が言えるはずも無く
どうせ食べるなら小樽でしょ!
という事で小樽に出発した訳です。