今日の獣医生理学実習

は大変なものでした。
実験内容は


「小腸でのアミノ酸の吸収機構」


具体的に何するかって言うと
みなさんは小腸が栄養分を吸収するって言うのは
知ってますよね?
で、タンパク質や糖などの
消化は膜の管腔(膜の内部)で行われてるのではなく、
膜の表面で行われているんです。
では、正確な吸収量をどうやってはかるか?
それには
膜表面をむき出し
にさせることが必要です。
つまり、ラットから小腸を切り取って
それを


「ひっくりかえす」


んです。
具体的に言うと一度注射器に腸を差し込んで
端を固定しながらまくっていくんです。
まぁ、たとえるなら
靴下を脱がせる感じですね。


この作業がまためんどくさい。
しかも粘膜はもろいので
直接手を触れるのはご法度です。
そして、この作業後
これらの小さいソーセージを
1時間強インキュベートして
今日の実験は終わりでした。
疲れた〜。